今月のおすすめbook10
2004年9月
8月の果て 8月の果て
柳美里(新潮社)

マラソンランナーだった祖父は1940年、幻に終わった東京五輪の有力候補だった。日本統治下の密陽に生まれ、時代に翻弄される李雨哲。その数奇な運命と伴走しながら、死者たちの声を拾い集め、暗闇に眼を凝らす。濃密な文体と極限状態の爆発力で「人間と戦争」を描ききり、埋もれる朝鮮史を突きつけた圧倒的巨編。
(2,730円-税込)


キッパリ たった5分間で自分を変える方法 キッパリ!

上大岡トメ(幻冬舎)

たった5分でキッパリと違うワタシになれるわけがない!?うそだと思ってもちょっと試してみて下さい!ちょっとしたことで確実に自分を変えることができるトメの大発見。「脱いだ靴は、そろえる」、「処分したい新聞、雑誌は、中身を見ずにさっと束ねる」、「鏡の前で5分間笑う」等、60連発です。
(1,260円-税込)


蛋白質ガール
蛋白質ガール
王文華(バジリコ)

健康的で純粋、栄養たっぷりで性格もよし。蛋白質ガールは最高のパートナー!?様々なタイプの女性に出会いながら理想の彼女を追い求める「ぼく」。台北を舞台に若者達の生態を活き活きと描写し、中国の新世代から熱烈な支持を受けたミリオンセラー恋愛風俗小説。
(1,575円-税込)


エンバー 失われた光の物語 エンバー
ジェニー・デュープロ(集英社)

12歳の少女リーナと少年ドゥーンが光を求めて冒険の旅へ。その惑星の都市は、建設されて二百数年経たいま、永遠に電気の灯りが消えようとしていた。そんなある日、リーナは屋根裏部屋で古ぼけた箱を発見する。中には暗号が…。傑作SFファンタジー登場。
(1,680円-税込)


mamechan mamechan
はまのゆか
(ブルース・インターアクションズ)

作家村上龍氏に早くからその才能を見込まれ著作本の挿絵を手がけつづけ、ベストセラー「13歳のハローワーク」によって、さらに多くのファンを獲得した今人気のイラストレーター"はまのゆか"初めてのスケッチ絵本。小さな女の子mamechanのユーモアあふれる日常をほのぼのと描いた癒し系絵本。
〈1,418円-税込〉


片想い 片想い
東野圭吾(文春文庫)

10年ぶりに再会した大学の同窓生・美月は男の姿をしていた。性同一性障害だという彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻と共に彼女をかくまうが…。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた長編ミステリー。
(800円-税込)


13階段

13階段

高野和明(講談社文庫)

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科をもつ青年・三上と共に調査を始める。手掛かりは、唯一甦った「階段」の記憶のみ。死刑執行までのわずかな時間で2人は無実の男を救えるのか?江戸川乱歩賞の傑作ミステリー
(680円-税込)


指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく

指揮官たちの特攻
城山三郎(新潮文庫)

神風特攻隊第一号の指揮官に選ばれ、レイテ沖に散った関行男大尉。敗戦を知らされないまま、玉音放送後に最後の特攻隊員として沖縄へ飛び立った中津留達雄大尉。海軍兵学校の同期であった、最初と最後の特攻隊指揮官の人生を対比させながら、戦争と人間を描いた哀切のドキュメント。
(460円-税込)


日本の総理学 日本の総理学
中曽根康弘(PHP新書)

この国の舵取りは、いったい誰に託すべきなのか?戦後政治の現場をつぶさに見てきた稀代の政治家が議員バッジをはずしてもなお、国を憂い、真に自立した国家のヴィジョンを語る。
(735円-税込)


ツイてる

斎藤一人(角川oneテーマ21)

中卒の商人の息子が気がつけば長者番付第1位。それは「ツイてる人間」だったから?!「金運上昇のコツ」「向上する方法」など仕事から生き方、お金、恋愛まで億万長者の著者が初公開する最強の成功法則。「上級の話」特別CD付き。
〈720円-税込〉