今月のおすすめbook10
2005年5月
明るい禅 サンショウウオの 明るい禅
玄侑宗久(海竜社)

これぞ禅的生活どまんなか!「風流に生きる」「東洋的大人のふるまい」「瞑想のすすめ」「ゆるやかな死」「神と仏と儲かるしくみ」「風が吹けば桶屋が儲かる原理」など僧職のかたわら執筆活動を行っている玄侑氏が、明るく楽しく「禅」的なる生き方を提示する。
(1,470円-税込)


ドクター・キック
今ある命は宝物
ドクター・キック
青葉繁(三五館)

運動音痴、体が弱い、引っ込み思案…何をやっても続かない少年。しかし彼の運命は、高校時代の交通事故で生死の境をさまよった空白の三日間で変わった。470人中460番台の成績から半年での医学部合格。さらに医師の勉強とあわせてキックボクシングへの挑戦。そして日本のチャンピオンに!本書は明日への一歩を踏み出せずにいる方々への魂のメッセージである!
(1,575円-税込)


世界の果ての庭
世界の果ての庭
西崎憲(新潮社)

イギリスの庭園と江戸の辻斬りと脱走兵と若くなる病気にかかった母と大人の恋と謎の言葉…前代未聞の仕掛けに、選考委員の椎名誠氏は「ハメラレタ」と小谷真理氏は「アヴァンポップでお洒落な現代小説の誕生」。
(1,365円-税込)


天国はまだ遠く 天国はまだ遠く
瀬尾まいこ(新潮社)

誰も私の知らない遠い場所へ─。そして、そこで終わりにする…はずだったけど、たどり着いた山奥の民宿で、自分の中の何かが変わった。あなたの心にじんわりしみる気鋭の作家の最新長篇。
(1,365円-税込)


ピアノを弾く大統領 ピアノを弾く大統領
入間真(竹書房)

女教師の恋のお相手は、なんと大統領!?無鉄砲な言動で問題を起こしては次々に学校を変わってきた女教師ウンス。今回も赴任早々、クラスの問題児ヨンヒの反抗的な態度をいさめようとするが、「話は親としろ」とばかりに言いこめられてしまう。ヨンヒの父親は妻に先立たれた独身でハンサム、国民の圧倒的支持を受ける韓国大統領ハン・ミヌクその人だった!
(1,365円-税込)


さおだけ屋はなぜ潰れないのか? さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
山田真哉(光文社新書)

会計と聞いてもピンとこない人、数字が苦手な人、そんな人にこそ読んでほしいやさしい「会計」の本。スーパーの完売御礼でわかる「機会損失」、飲み会のワリカンでわかる「キャッシュ・フロー」など身近な疑問から会計の本質的な考え方にせまる入門書。
(735円-税込)


ことばの由来 ことばの由来
堀井令以知(岩波新書)

「どっこいしょ」とは何のことなのか?「ひょんなこと」ってどんなこと?日常生活の中でなにげなく使っている言葉や言い回しを取りあげて、その由来を説き明かす。日本語の面白さ、豊かさがいっぱいつまったことばの本。
(735円-税込)


蒼龍

蒼龍
山本一力(文春文庫)

途方もない借金を背負う若夫婦が、貧しい暮らしの中で支えあいながら大きな夢に向かってゆく姿を描いた表題作、その他、武家社会の心意気や商人の気概など生きる力と明日への希望を与える四篇を収録。直木賞を受賞した著者の原点となる傑作集。
(580円-税込)


母から子への手紙 母から子への手紙
猪苗代町絆づくり実行委員会
(幻冬舎文庫)

野口英世の母・シカが英世に送った一通の手紙。それにちなんで英世の故郷・猪苗代町で行われた「母から子への手紙」コンクール。日本全国から寄せられた四千通の母から子への手紙。「生まれてきてくれてありがとう」わずか原稿用紙一枚にこめられた母の愛に、思わず涙がこぼれる手紙集。
(480円-税込)


夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国
こうの史代(双葉社)

原爆投下から10年後、被爆した一人の女性の淡い恋を描いた「夕凪の街」。その50年後、60年後を描いた「桜の国」。普通の市民にとって戦争とは何だったのか?原爆とは何だったのか?完全な「戦争を体験していない」世代である著者だからこそ描けた静かなる反戦マンガ。
(840円-税込)