今月のおすすめbook10
2005年9月
土の中の子供 土の中の子供
中村文則(新潮社)

27歳である「私」は、タクシーの運転手をして生計を立てている。捨て子が集まる施設で育ち、養子先では暴力をくわえられた。そのことによって恐怖が癖のようになった「私」の周囲には、ますます暴力が横溢していく。「私」は恐怖を克服できるのか?第133回芥川賞受賞。
(1,260円-税込)


花まんま 花まんま
朱川湊人(文藝春秋)

小さな妹がある日突然、誰かの生まれ変わりだと言いだしたとしたら─。大阪の路地裏を舞台にノスタルジックで不思議な世界が描かれた六篇の作品集。第133回直木賞受賞。
(1,650円-税込)


恋バナ 恋バナ 赤・青
Yoshi(スターツ出版)

「Deep Love」シリーズがベストセラーとなったYoshiのもとに送られてきた実話をベースにつづった究極の恋愛ストーリー&恋の詩。恋をしたい人、恋で傷付いた人、恋に悩んでいる人…。恋するすべての人に捧ぐ、恋のバイブル!
(1,200円-税込)


星宿海への道 星宿海への道
宮本輝(幻冬舎文庫)

中国旅行中に姿を消した瀬戸雅人。彼の帰りを待つ千春と幼子のせつ。血のつながらない弟・紀代志がその足跡を辿るうちに明らかになる兄の人生─。中国・黄河源流にある「星宿海」とは?戦後から現代に至る人間模様を描く感動巨編。
(720円-税込)


時生 時生
東野圭吾(講談社文庫)

不治の病を患う息子・時生に、最後のときが訪れつつある…。父である拓実は、「トキオ」という少年と出会った20年以上前の思い出を妻に語りはじめる。過去・現在・未来が交錯する感動物語。
(790円-税込)


色の秘密 色の秘密
野村順一(文春文庫プラス)

人はピンクで若返り、黒い服でしわをふやす。白い下着で健康促進。不眠症には青が効く。ヒトの心と体に影響を及ぼし、その好みでいろいろな事がわかる色の謎を科学的に解明した1冊。現代人への快適色彩生活のすすめ。
(610円-税込)


マンガ中国入門 マンガ中国入門
ジョージ秋山(飛鳥新社)

政治、経済、外交問題…国際ルールを無視しつづける困った隣国の真実をマンガで読み解く異色の問題作。反日のための日本人狩り、デモの報道は法律で禁止、急増するチャイナマフィア…中国とはいかなる国家か?この一冊ですべてがわかる!
(1,575円-税込)


靖國論

靖國論
小林よしのり(幻冬舎)

本当の靖国神社の歴史を知っていますか?これ以上ない、わかりやすい論理と感情。小泉首相が公式参拝しようがしまいが、これを読めばすべてがすっきりする決定版!総理大臣も国会議員も東大教授さえ知らない、これは常識として知っておくべき「靖国」だ!
(1,260円-税込)


徳川将軍家十五代のカルテ 徳川将軍家十五代のカルテ
篠田達明(新潮新書)

健康オタクが過ぎた家康、「気うつ」だった家光、低身長症の綱吉…徳川家霊廟で発掘された遺体をもとに、最新医学で歴代将軍を診断してみると…将軍様の健康法とは?世継ぎをもうけるための苦心とは?史実にはあらわれない素顔が見えてくる。
(714円-税込)


子どもたちの8月15日

子どもたちの8月15日
岩波新書編集部編(岩波新書)

1945年8月15日、悲惨な戦争は終わった。子どもたちの目に、この日はどのように映り、そしてこの日を境にどのように変わっていったのだろうか。永六輔、扇千景、小澤征爾ら、国民学校世代33名の回想を収録。
(735円-税込)