今月のおすすめbook10
2007年9月

楽園(上)(下) 楽園(上)(下)
宮部みゆき(文藝春秋)

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター前畑滋子に、12歳で死んだ息子が少女の遺体を「透視」したという奇妙な調査依頼が舞い込んだ。そして、16年前に起きた少女殺人事件の全貌が明らかになってる…。親とをめぐる謎に満ちた物語が幕を開ける!
(各1,700円-税込)


アサッテの人 アサッテの人
諏訪哲史(講談社)

「ポンパ!」突然失踪してしまった叔父が発する奇声!アパートに残された、叔父の荷物を引き取りに行った主人公は、そこで叔父の残した日記を見つける…。その創作の根源にある問いに、自身の言葉を武器に格闘し、練り上げられていく言葉の運動。第50回群像新人賞、第137回芥川賞をダブル受賞した話題作!
(1,575円-税込)


夜明けの街で 夜明けの街で
東野圭吾(角川書店)

渡部の働く会社に、派遣社員として仲西秋葉がやってきた。やがて二人は、超えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉は15年前に起こった殺人事件の容疑者とされていた。犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に落ちた渡部の心境は揺れ動く。まもなく事件は時効をむかえようとしていた…。東野圭吾の新境地にして最高傑作!
(1,680円-税込)


中田英寿 誇り

中田英寿 誇り
小松成美(幻冬舎)

なぜ、ヒデは引退を決意したのか。今明かされる引退の全真相。ブラジル戦での涙の理由、日本代表への本当の想い、トルシェとの確執、ジーコとの友情、欧州での8年間、そして旅に出てから考えたこと…。世界で認められるプレイヤーとなったヒデの歓喜と恍惚、孤独と苦悩を記したノンフィクション。
(1,680円-税込)


犬と私の10の約束 犬と私の10の約束
川口晴(文藝春秋)

ゴールデンレトリーバーの子犬・ソックスがやってきた時、母は幼いあかりに10の約束をさせた。その母が急死してから、いつもあかりの側にいてくれたソックス。しかし、大人になるにつれて、ソックスの存在が煩わしくなってきて…。「私と遊んで。私を信じて。私が死ぬ時はそばにいて。」ソックスとの10の約束をあかりは守れるのか。犬と人の触れ合いを描いた感動作!来春映画化決定!
(1,200円-税込)


日本人 数のしきたり

日本人 数のしきたり
飯倉晴武(青春出版社)

なぜ神社では「二礼二拍手一礼」なのか?得意技を「十八番」と呼ぶワケは?寿司を「一貫、二貫」と数えるのはなぜか?伝統的なしきたりの中に残る「数」の由来を通して、日本人ならではの知恵と心を探る一冊。ベストセラー「日本人のしきたり」待望の第二弾!
(735円-税込)


ネグレクト ネグレクト
杉山春(小学館)

2000年12月、名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が段ボールに入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラ化して亡くなった。両親は共に21歳の夫婦だった。なぜ両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った事件ルポルタージュ。
(580円-税込)


残虐記

残虐記
桐野夏生(新潮社)

自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという衝撃の手記を残して、作家が消えた。性と暴力が充満する密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交差する。誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して抽出した傑作長篇。
(420円-税込)


がばいばあちゃん 佐賀から広島へめざせ甲子園 がばいばあちゃん 佐賀から広島へめざせ甲子園

島田洋七(集英社)

小学二年生から中学卒業まで、佐賀のばあちゃんに育てられた昭広。野球名門校への入学が決まり、かあちゃんの住む広島へ帰る時がきた。目指すは夢の大舞台・甲子園!つらい時も悲しい時も昭広を支えたのは、ばあちゃん仕込みの「生きる知恵」だった。波乱万丈の高校時代から、お笑いの世界に飛び込むまでを綴った笑いと涙の物語。
(500円-税込)

捜査官ガラーノ

捜査官ガラーノ
パトリシア・コーンウェル(講談社)

褐色の肌、漆黒の髪、秀でた容姿と確かな手腕を持つウィンストン・ガラーノは20年前の老女殺人事件を再捜査するよう命じられる。だが、彼が動き出そうとした矢先に脅迫と不吉な予言がなされる。バーボンを愛しハーレーを駆るニューヒーロー誕生!コーンウェルの新シリーズ開幕!
(650-税込)