今月のおすすめbook10
2008年1月

ゴールデンスランバー ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎(新潮社)
仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられたようだ。この巨大な陰謀から、逃げ切れるのか?伊坂小説の集大成!
(1,680円-税込)

魔物 (上)(下) 魔物
大沢在昌(角川書店)

北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアと地元やくざとの麻薬取引の情報が入る。万全の体制で臨み、ブツは押収したものの、麻薬の運び屋であるロシア人を取り逃がしてしまう。犯人は逃走する際に一枚の絵を大事に抱えていたという。この絵は一体何なのか?恐怖の裏に張り付く憎しみの中で、もがき格闘する男の姿を通し、人間存在の真理を問う、大沢ワールドの新境地!
(各1,680円-税込)


靖国への帰還 靖国への帰還
内田康夫(講談社)

あの日の空、あの時の想いは、いまへとつながっている…。昭和20年、海軍厚木基地。夜間戦闘機で出撃した武者滋が、命からがら帰投した基地は、2007年の厚木基地だった。信じることを忘れた現代に、彼は何を見るのか。還るべき場所を失くした青年が捜し求めた使命とは。人の生き方、在り方を問う感動の書き下ろし長編。
(1,680円-税込)


告白

告白
松井秀喜(PHP研究所)

松井秀喜は、一人の人間として、日々何を考え、どんな決断をし、いかなる人生を歩いてきた男なのか。人生観、自己観、価値観、恋愛観、野球観、という五つの章で、人間・松井秀喜が心の内側を自らの言葉で語りつくす。
(1,365円-税込)


健康問答 2 健康問答 2
五木寛之・帯津良一(平凡社)

民間療法はホントに効くか?ヨガ、気功からホメオパシーまで、最新代替医療の驚異の力が明らかに。薬と治療法が気になる現代人必読の平成「養生訓」。混迷する医療の現実に名医と作家が本音で迫る。前著「健康問答」の実践編。
(1,470円-税込)


親の品格

親の品格
板東眞理子(PHP研究所)

2007年最大のベストセラー「女性の品格」待望の続編。少子化、核家族化、共働きでむずかしくなった親子関係の在り方を、66の例をあげて具体的に語る。「子どもの機嫌を取らない」「みんなで食事をする」「手伝いをさせる」…働きながら子育てをしている母親をはじめ、父親にもぜひ読んでもらいたい一冊。
(756円-税込)


大人の見識 大人の見識
阿川弘之(新潮社)

軽躁なる日本人へ。急ぎの用はゆっくりと、理詰めで人を責めるな、静かに過ごすことを習え…。歴史の中へ喪われゆく日本人の美徳と倫理をあらためて問うとともに、作家生活60年の見聞を温め、いかなる時代にも持すべき人間の叡智を語る。
(714円-税込)


不思議の国のトットちゃん

不思議の国のトットちゃん
黒柳徹子(新潮社)

名前を何十年も間違って書いていたトボけた母子(つまり自分たち)の不思議。よき仲間に恵まれた不思議に、罪なき子どもたちが紛争や災害でくるしむことの身を切られるように悲しい不思議…。この不思議な世界を駆け巡り、トットちゃんが出会った人々、祈ったこと。真心のメッセージを伝えるエッセイ。
(460円-税込)


てのひらの迷路 てのひらの迷路
石田衣良(講談社)

20代の頃の恋愛、作家デビュー、そして母との別れ…。「ささやくように」書き綴った美しく、ちいさな24の物語。私小説のような味わいを持つ掌編のストーリーと切れを楽しみながら、人気作家の素顔を垣間見ることが出来る、あなたのための特別な一冊。
(560円-税込)


夢の守り人

夢の守り人
上橋菜穂子(新潮社)

人の夢を糧とする異界の「花」に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼馴染みを救うため、命を賭ける。心の絆は「花」の魔力に打ち克てるのか?不可思議な歌で人の心を蕩けさせる放浪の歌い手ユグノの正体は?2007年文庫ベスト1に輝いた「精霊の守り人」シリーズ第三作目が待望の文庫化!
(580-税込)