今月のおすすめbook10
2010年2月

親鸞 親鸞 ()()特装版
五木寛之(福島民報社)

愚者か?悪人か?聖者か?混迷と激動の時代を疾走した巨人・親鸞。その苦悩は、今の私たちと同じ悩みであり、その決断は現代の闇を貫く。愛と暴力、罪と罰に苦しみながら、地獄は一定と覚悟し、真実を求めて時代の激流に挑む青春群像。
(各1,600円-本体価格/各1,680円-定価)


花世の立春 新・御宿かわせみ 花世の立春

平岩弓枝(文藝春秋)

7日後の立春に結婚することに決めた花世と源太郎。花嫁修業には目もくれなかったつけが回り、てんてこ舞いの花世。一方、源太郎も法律を学ぶ身で十分な収入がない。数々の不安はあれど、るいや宗太郎が救いの手を差し伸べ、無事祝言を挙げる。表題作など全六篇。若い2人の門出を描く「明治のかわせみ」第三弾。
(1,300円-本体価格/1,365円-定価)

天地明察 天地明察
冲方丁(角川書店)
天命こそ、最高の勝負。江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ち上がった。それは「日本独自の暦」を作り上げること!この前代未聞のベンチャー企業に生涯を賭けた男・渋川春海。碁打ちにして数学者である渋川の二十年にわたる奮闘を描く傑作時代小説。
(1,800円-本体価格/1,890円-定価)

筆談ホステス 筆談ホステス
斉藤里恵(光文社)
耳が聴こえない青森一の不良娘が「筆談」だけで銀座NO.1ホステスになった!幼少時に聴力を失い、言葉を話せないことに悩んだ青春時代。それから独自に編み出した「筆談術」だけで、銀座NO.1ホステスに成り上がる苦闘の全てを描いた感涙必至の青春ストーリー。
(1,300円-本体価格/1,365円-定価)

覚悟。 覚悟。
福田衣里子(徳間書店)
多くの命と未来をつないでいきたい。薬害肝炎訴訟の原告として国と闘った福田衣理子。「衆議院選立候補」から「肝炎対策基本法」可決までを、完全ロングインタビュー。20歳でC型肝炎への感染を知ってから、現在に至るまでのさまざまな「覚悟」を決めた半生を語る。
(1,400円-本体価格/1,470円-定価)

歎異抄の謎 歎異抄の謎
五木寛之(祥伝社)
親鸞は、本当は何を言いたかったのか?「歎異抄」には数限りない入門書や解説書がある。それは、「歎異抄」が、人の心をつかむ魅力があり、しかも、繰り返し読むたびに、わからなくなってくる不思議な本だからである。小説「親鸞」を書き上げた著者が、改めてその謎に挑む!
(760円-本体価格/798円-定価)

大臣 増補版 大臣 増補版
菅直人(岩波書店)
官僚依存を脱し、政治主導へ。鳩山政権の副総理・国家戦略担当大臣である著者が「官僚内閣制」から「国会内閣制」は転換するための具体的な道筋を説く。厚生大臣の経験をもとに描いた1998年の旧著に、新たに民主党政権の理念と方針を加えた増補版。
(800円-本体価格/840円-定価)

警官の血 (上)(下) 警官の血
佐々木譲(新潮社)
昭和23年、警察官・安城清二は、人情味あふれる駐在であったが、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察官へ。ある日、立てこもり事件が発生し、たった一人で現場に乗り込み…。そして、安城和也もまた、祖父、父と同じ道、警察官を選んだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
(各629円-本体価格/各660円-定価)

耳袋秘帖 妖談うしろ猫 耳袋秘帖 妖談うしろ猫
風野真知雄(文藝春秋)

「赤鬼」の異名を持つ南町奉行・根岸肥前守のもとに、もろこし屋の主人、幸右衛門が殺されたとの知らせが寄せられる。現場近くでは、「かのち」という書付を残して失踪した大店の若旦那が目撃されるが…。奇談集「耳袋」を記した根岸肥前守が、江戸の怪事件を解決する人気シリーズ、新展開の第一巻。
(552円-本体価格/580円-定価)


スカーペッタ ()() スカーペッタ
パトリシア・コーウェル
(講談社)
ベントンと共に活躍の場をニューヨークに移したスカーペッタ。そこに恋人殺しの嫌疑がかかった、一面識もない青年からの指名がくる。それは異様な連続殺人の始まりでもあった。著者が女性主人公の名前をタイトルに冠して放つ、シリーズの転換点となる傑作!待望の「検屍官」第16弾。
(各838円-本体価格/各880円-定価)