企画展示 |4-5月に開催する展覧会のお知らせ      
     
     

アメリカを描ききる。    
アンドリュー・ワイエス
         創造への道程

2009年3月17日(火)〜5月10日(日)


 アメリカン・リアリズムを現代に受け継ぐ画家として知られているアンドリュー・ワイエス(1917-2009)は、テンペラという古典的な技法を用いて、細い枯れ枝、あるいは光に輝くブロンドの髪一本一本まで克明に描き出し、まるで「時間が止まったような不思議な世界に私たちを誘います。こうした作品はどのように生み出されたのでしょうか。本展では、ワイエスの芸術が生まれる課程に焦点を当て、素描や水彩などの習作から完成作品にいたる創造のプロセスを150点の作品によってたどります。
 ワイエスにとって創作の意欲がかきたてられるのは、自分の心にカチッとスイッチを入れる何かを目にしたときであり、フェンシングで相手に向かうような気持ちで画面に向かうと言います。今回ご紹介する多くの素描や水彩画には、ワイエスの対象に対する感動や繊細な心の動きが刻まれています。創造のプロセスをたどるなかで、私たちはワイエスと描かれる対象との間で紡がれるさまざまな物語に出会うはずです。
 ひたむきに制作を続けたひとりの画家アンドリュー・ワイエスの生の姿にせまる、ファン阿待望の展覧会。ワイエスの多彩な魅力を存分に感じていただけることでしょう。


●休館日

:3月23日(月)、30日(月)、4月6日(月)、13日(月)、20日(月)

●観覧料 :一般=1,200(900)円/大学生=800(500)円/小・中・高校生=400(200)円/男女ペア当日券=2,000円 ※( )は20名以上の団体料金


「鉄兜《松ぼっくり男爵》習作」1976年
ドライブラッシュ・水彩、紙
アンドリュー・ワイエス夫妻蔵
©Andrew Wyen


「松ぼっくり男爵」1976年
テンペラ、パネル
当館蔵
©Andrew Wyen


「三日月」1987年
テンペラ、パネル
個人蔵
©Andrew Wyen


「《ガニング・ロックス》習作」1966年
鉛筆、紙
アンドリュー・ワイエス夫妻蔵
©Andrew Wyen


「幻影」1949年
テンペラ、メゾナイト
ニューブリテン美術館蔵
©Andrew Wyen

「ガニング・ロックス」1966年
ドライブラッシュ・水彩、紙
当館蔵
©Andrew Wyen

【関連事業のご案内】

講演会「心の風景が絵になるとき」
日 時:4月25日(土) 14時〜
場 所:美術館講堂(聴講無料)
講 師:高橋秀治(愛知県美術館美術課長)

特別ギャラリートーク「ワイエスと丸沼芸術の森」

日 時:3月17日(火) 14時〜
場 所:企画展示室
講 師:須崎勝茂(丸沼芸術の森代表)
講 師:
中村音代(丸沼芸術の森ワイエス担当学芸スタッフ)
講 師:*企画展示室入口にお集まりください。観覧券が必要です。


ギャラリートーク
日 時:(1)3月28日(土) 14時〜
日 時:(2)4月11日(土) 14時〜 *友の会限定
日 時:(3)4月18日(土) 14時〜
場 所:企画展示室
講 師:担当学芸員
講 師:*企画展示室入口にお集まりください。観覧券が必要です。