今月のおすすめbook10
2005年8月
サウスバウンド サウスバウンド
奥田英朗(角川書店)

僕の父さんは元過激派とかいうやつで、いつも家にいて小説を書いている。学校になんか行く必要ないとか言うのだけれども…。少年の視点を通して、変わりものの父にされる家族を描く傑作長編。
(1,785円-税込)


ひとりずもう ひとりずもう
さくらももこ(小学館)

さくらももこ6年ぶりの書き下ろしエッセイ。テーマは「青春」。著者が最も得意とする少女時代に加え、今まで書いたことのない「思春期」のエピソードが満載!イラストも多数掲載。爆笑!そして感動!ももこワールド最高傑作!
(1,050円-税込)


その人、独身?
その人、独身?
酒井順子(講談社)

ベストセラー「負け犬の遠吠え」の第2弾の実践編。何となく独身、いつまで独身?男性の話題になると「その人、独身?」と聞かずにはいられない!3DK(30代、独身、恋人ナシ)の"純正負け犬"の胸の内をつづる爆笑エッセイ!
(1,575円-税込)


震度0 震度0
横山秀夫(毎日新聞社)

横山"警察小説"の集大成的サスペンス!謎の失踪を遂げた警務課長を巡って巻き起こる、県警幹部たちの虚々実々の駆け引きと足の引っ張り合い…。いったい真実はどこに?本格長編小説!
(1,890円-税込)


昭和の時代 昭和の時代
監修/伊藤正直・新田太郎
(小学館)

昭和は日本を大きく変えた時代である。高度成長期から現代までの日本の歴史を、豊富な図表と写真を使ってわかりやすく解説。懐かしいシーンや思い出がいっぱいの歴史を振り返り、明日への一歩の指針となる一冊。
(4,410円-税込)


不安の力 不安の力
五木寛之(集英社)

不景気、失業、将来の不安、外からは見えない「こころの病気」…今の時代、不安を抱かない人はいない。しかし、不安を感じることこそ正常ではないのか?不安を受け入れ友として生きていく知恵を著者一流の論点でまとめた希望の書
(500円-税込)


あの戦争は何だったのか あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書
保阪正康(新潮社)

戦後60年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあっただろうか?なぜ「あの戦争」を始めなければならなかったのか?なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか?歴史の中に「あの戦争」を位置づける唯一無二の試み。
(756円-税込)


空中庭園

空中庭園
角田光代(文藝春秋)

郊外の団地で暮らす京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」。でも本当はみんなが秘密を持っていて、それぞれが違う方向へと進んでゆく。普通の家族の光と影を描いた連作家族小説。今秋、映画化決定。
(500円-税込)


図書室の海 図書室の海
恩田陸(新潮社)

平凡な少女が、テニス部の先輩からある秘密の使命を授かった。それは学校に語り継がれる<サヨコ>伝説に関わる使命だった…。デビュー作「六番目の小夜子」の番外篇や本屋大賞受賞作「夜のピクニック」の前日譚など、恩田ワールドの魅力を凝縮した短篇集。
(500円-税込)


十三の冥府

十三の冥府
内田康夫(実業之日本社)

八戸の蕪島でお遍路の女性とすれ違いざま、女子大生・容子は奇妙な唄を耳にした。後日、そのお遍路の女性と思しき絞殺死体が発見される。同じ頃、探偵・浅見光彦は、青森で不可解な死に遭遇。それらを「アラハバキ神の祟り」と恐れおののく人たちがいた…。謎めく伝説と信仰と殺人事件との関係は?傑作長編旅情ミステリー。
(980円-税込)