今月のおすすめbook10

2006年12月

藤原正彦の人生案内 藤原正彦の人生案内
藤原正彦(中央公論新社)

ベストセラー「国家の品格」の著者は、かつて読売新聞の人気コラム「人生案内」の回答者を務めていた。教育、家族、人間案内、進路など1998年から2000年にかけて回答した72編の様々な悩み。その人気を博した世間の常識や時代の風潮に縛られない名回答が待望の書籍化。
(1,260円-税込)


頭のいい夫婦
気くばりのすすめ
頭のいい夫婦 気くばりのすすめ
松本光平(コスモトゥーワン)

20年以上にわたる夫婦カウンセリングで家庭問題に取り組んできた著者の結論は「愛のルール」がわかればあなたの愛が報われるということ。結婚生活において生じるさまざまな葛藤は、ちょっとした「気くばり」で克服できる!「幸せをつかむ15の秘訣」など夫婦の危機を救う秘訣を大公開!
(1,470円-税込)


若者はなぜ3年で辞めるのか 若者はなぜ3年で辞めるのか
城繁幸(光文社新書)

年功序列は終わり、成果主義の時代となった。しかし、汗水たらして働いても。若い時の苦労は決して報われない。「3年で3割辞める」新卒離職率、「心の病」を抱える30代社員の急増、ニート、フリーター問題…。今の若者をとりまく問題の核心に迫る一冊。
(735円-税込)


真説・会津白虎隊

真説・会津白虎隊
早川廣中(双葉社)

来年1月TV朝日系でドラマ化も決定した会津白虎隊。「白虎隊記念館」館長が、独自の資料を元に会津白虎隊に関する隠された真実を掘り起こし、従来にはない全く新しい「白虎隊観」を描き出す。現代、そして未来の日本に受け継ぐべき武士道とは?幕末のヒーローとして人気の高い白虎隊の武士道精神を見よ!
(700円-税込)


還らざる道 還らざる道
内田康夫(祥伝社)

桜の季節、愛知の奥矢作潮に他殺体が浮んだ。被害者は業界大手・白陽インテリア会長の瀬戸。瀬戸は、二度と還らないと決めた過去へ旅立つと手紙を残していた。事件の真相を追って、三州・吉備・木曾へ、浅見光彦も推理の旅へ出た─。渾身の書下ろし長編、旅情あふれる文芸ミステリー!
(1,785円-税込)


月下の恋人

月下の恋人
浅田次郎(光文社)

これで最後、恋人と別れるつもりで出かけた海辺の旅館で起こった奇跡とは?昭和が昭和であった時代。ぼろアパートにい住む僕の隣には、駄目ヤクザが住んでいた…。これぞ短編。これぞ小説。人を想い、過去を引きずり、日々を暮らす。そんなあなたを優しく包むお話の数々。名手が5年の歳月をかけて書き綴った、心をほぐす物語。
(1,575円-税込)


一瞬の風になれ 一瞬の風になれ

佐藤多佳子(講談社)

サッカーに限界を感じた新二と、やる気のない天才スプリンター連。特に強豪でもない春野台高校陸上部に入部した幼なじみの2人。それがすべての始まりだった。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える─。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説。
(1,470円-税込)


ガールズ・ブルー

ガールズ・ブルー
あさのあつこ(文春文庫)

17歳の誕生日を目前に失恋した理穂、病弱だけど同情されるのが大嫌いな美咲、天才野球選手の兄と何かと比較される如月。落ちこぼれ高校に通う3人の少女は、さえない状況におかれながらも、それぞれの夏は輝いていた…。「バッテリー」の著者が放つ、切なく透明な青春群像小説。
(500-税込)


真夜中のマーチ 真夜中のマーチ

奥田英朗(集英社文庫)

自称青年実業家のヨコケンと商社のダメ社員・ミタゾウ。そして謎の美女・クロチエ。偶然出会った男2人と美女1人が、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!痛快クライムノベルの傑作。
(600円-税込)


狼たちの伝説

狼たちの伝説
五木寛之(光文社文庫)

'60年代、'70年代─戦後の影が残る、まだ若かった東京。組織にありながら自らの流儀で成功を勝ち得ていた男たちがいた。しかし、すべてがシステム化されていく時の流れに置き去りにされ、それぞれ正念場をむかえる。熱い時代を本気で生きた男たちを愛惜をこめて描く珠玉の四編。
(560円-税込)