今月のおすすめbook10
2005年4月
陰陽師 龍笛ノ巻 陰陽師 龍笛ノ巻
夢枕獏(文春文庫)

とある晩、晴明の師・賀茂忠行の息子保憲が訪れ、晴明に厄介な一件を頼み込んだ。それは、藤原為成が妙な首に憑かれてしまい命も危ういので助けてくれというものであった。博雅と共に為成の屋敷へと向かった晴明は…。「首」の他五篇を収録した人気シリーズ最新文庫。
(500円-税込)


上機嫌の作法 上機嫌の作法

斉藤孝(角川oneテーマ21)

「上機嫌」は、円滑なコミュニケーションのための技!不機嫌が全てを低落傾向にする?!できる人はイヤな事を上手にふっきる「ふっきり上手」など、人間関係力を劇的に伸ばすための上機嫌の作法を特別に初公開!
(740円-税込)


預金封鎖
預金封鎖
副島隆彦(祥伝社黄金文庫)

累積赤字が1,000兆円に近づく日本。政府が出した大増税策は、「国民資産没収」の序曲なのか?昭和21年2月に突如として断行された「預金封鎖」、銀行の引き出し制限と旧札の使用効力停止という非常手段が、ふたたび私たちの大切な「貯金」を襲うのか?そんなとき、どのように守り抜けばよいのか?必読の書。
(540円-税込)


海辺のカフカ (上)(下) 海辺のカフカ
村上春樹(新潮文庫)

15歳の誕生日に家出したカフカ少年。遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。一方、猫と交流ができるナカタさんは、「世界が結びあわされるはずの場所」を探すため、旅を続ける。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?ベストセラー、待望の文庫化!
(上-740円-税込/下-780円-税込)


「震度7」を生き抜く 「震度7」を生き抜く
田村康二(祥伝社新書)

新潟中越地震を体験した医師が、震度7を生き抜く「知恵と心」を伝える。「最初の5分間が生死を分ける」「水・食糧の備蓄は不要」など激震体験者でなければ書き得なかった衝撃のレポート&提言。
(777円-税込)


黄昏に歌え 黄昏に歌え
なかにし礼(朝日新聞社)

歌は、いかにして詩人の魂に舞い降りるのか?美空ひばりのレコーディング風景、石原裕次郎との運命的な出遭い、美輪明宏が歌うシャンソンの魔力─なかにし礼という作詩家の軌跡=奇跡を、昭和史に残るスター達との交流から赤裸々に小説化した、「兄弟」「赤い月」に並ぶ自伝的三部作、完結。
(1,890円-税込)


ガンに生かされて ガンに生かされて
飯島夏樹(新潮社)

38歳、妻と幼い子ども4人、余命宣告3ヶ月─。ベストセラー「天国で君に逢えたら」の著者が、頑強な身体に突然降りかかった病を逆に人生の糧とし、日々の思いを文字に映しはじめた。人生とは、家族とは、そして…。余命宣告期限を超えて200日余り綴りつづけた"命の記録"緊急出版!
(1,260円-税込)


半島を出よ (上)(下)

半島を出よ
村上龍(幻冬舎)

2011年、北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲し市中心部を制圧した。日本はこの危機をどう乗り越えるのか?財政破綻し、国際的孤立を深めた近未来の日本に起こった奇蹟。
(上-1,890円-税込/下-1,995円-税込)


哀歌 哀歌 (上)(下)
曽野綾子(毎日新聞社)

─どうしたら人間を失わないでいられますか?─貧困と飢餓と動乱の大陸、アフリカ。いつ終わるともしれぬ部族虐殺の渦中、修道女・鳥飼春菜は苦悩する。信仰とは何か、本当の愛の意味とは何かを問う、ファン待望の長編小説。曽野文学、不滅の金字塔。
(上下各-1,680円-税込)


2008年破綻する家計生き残る家計

2008年破綻する家計生き残る家計
荻原博子(ダイヤモンド社)

大増税に社会保険料の大幅アップ!消費税、年金、健康保険、…国の借金をあなたが返す!?テレビ等で人気の著者が、あと3年で私たちの生活にやってくる大激震を指摘。今できることは何か?あなたの資産を確実に守る方法を、ズバリ教えます。
(1,470円-税込)